「雨の日の午後、あなたなら家でどのように過ごしますか?」
【M.T.さん(39・女性/東京都大田区)の場合】
・音楽…「ビートルズ 特にin my life」
補足;「In My Life」は、イギリスのロックバンド、ビートルズの楽曲。レノン=マッカートニー
(ジョン・レノンとポール・マッカートニー共作)名義の作曲でリードヴォーカルは、ジョン・レノン。
ジョン・レノンによると「意識して自分の生活について書いた最初の曲」で自身が生まれ育った
リバプールでの思い出の場所や人々のことについて書いています。曲の間奏で演奏されるピアノソロが
バロック音楽風の音色でノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
前半部分の過去を懐かしむ歌詞から後半になると一転、自分の人生において過去のどんな思い出よりも
比較にならないくらい「君」を愛しているという内容に。
最後の「In my life I’ll love you more.」はジョンの殺し文句のようです。(編集部より)
・本…「アメリ」
補足;2001年公開のフランス映画「アメリ」のノベライズ本。
主人公のアメリは人とコミュニケーションをとるのが苦手な一人で空想ばかりしているパリジェンヌ。
誰にも気づかれないようないたずらで人を幸せにするために奔走します。想像力豊かなあまり、
突っ走る行動はひとりよがりともとれますが、無償の優しさや奇跡的な偶然が重なり、本人なりの
喜びを見出す世界がキラキラと描かれます。映画は、フランス語で制作されたフランス映画として
2000年代に「世界で2番目に売れたフランス映画」。※2011年制作「最強のふたり」が記録を抜いています。
ヒットした理由に「美術・音楽・インテリア」が秀逸であったことがあげられ、映画も必見です。(編集部より)
・ドリンク…「カフェラテ コーヒーはネルドリップで入れる」
補足;ネルドリップの「ネル」とは、手触りが柔らかく起毛している織物「フランネル」のこと。
このネルでつくられた布製フィルターを使う抽出方法をネルドリップと言います。
コーヒーの微粒子がフィルター内に留まるので舌触りの滑らかなコーヒーになると言われている
そうです。M.T.さんはこの抽出方法で淹れたコーヒーでカフェラテ(カフェオレ※以前調べたこと
によると、ドリップコーヒーにミルクを加えたものはカフェオレ。カフェラテはエスプレッソに
ミルクを加えたもの。)にされるのですね。
手をかけて丁寧に淹れたお気に入りのドリンクでまったりと過ごしたいお気持ちが伝わってきます。(編集部より)
・一緒に居たい人…「夫と子ども」
全体的な回答を拝見するに、M.T.さんはご自身の世界観がはっきりとされているようなので、ご家族と
一緒の空間でも自由に過ごされている姿が目に浮かびます。(編集部より)
・映画…「カモメ食堂」
補足;ここでのご紹介は二度目の登場となる映画「かもめ食堂」。作品の舞台となるフィンランドを
代表とする北欧は、インテリアをはじめとした家での「暮し方」が日本人の好みと合うようです。
木のぬくもりを大切にした家具使いや暮しの道具、シンプルなものに陶器や布製品を足していく
という考え方が日本の民藝に通じるところがあります。というのも、1950年代から1970年代の日本の
工芸・デザイン界をリードしてきたプロダクトデザイナ—たちは北欧のデザイナーや陶芸家と交流を
持ち、相互に影響を受けてきた歴史があります。そんな北欧のインテリアや小物使いに注目して
映画を観るのも楽しいですね。(編集部より)
【T.E.さん(36・男性/三島市)の場合】
・音楽…「サーフミュージック」
補足;サーフミュージックというジャンルは多岐にわたり、オルタナティヴロック、サーフロックを
含みます。サーフシーンの第一人者として知られるハワイ州オアフ島出身のジャック・ジョンソンは、
サーファー、映画監督、実業家、プロデューサーとしても活動。アコースティックギターを中心とした
オーガニックでリラックスした空気感のサウンドが特徴。
ミュージシャンやサーファー界など多方面から評価を受けています。サーフミュージック括りになる
のかは分かりませんが、女性ヴォーカルでは、2007年に発表された「Bubbly」の大ヒットで知られる
コルビー・キャレイは、女性版ジャック・ジョンソンと言われています。「Bubbly」は日本でも
ラジオや、カフェでよくかけられ、誰もが一度は聴いたことがあるであろう一曲です。
海で聴きたい音楽としては、波のように一定のリズムが心地よい安らぎが求められているようです。(編集部より)
・本…「自己啓発本」
補足; 自己啓発書とは、人間の能力向上や成功のための手段を説く書籍のこと。
世界各地でロングセラー、ベストセラーとなっている本も多数。普段私はまったくと言って良いほど
読まないジャンルなのですが、書店に並ぶ数々のこの類の本のタイトルを見ただけで「すごいな~」と
思ってしまいます。
『マル秘・人脈活用術』、『説得の心理術』、『四ツ話のクローバー』、『人生ドラクエ化マニュアル』、
『非属の才能』、『「めんどくさい」がなくなる本』等々、キャッチフレーズやコピーの勉強に
なります。
ちなみにAmazonの現時点での売れ筋ランキングはコチラ→1位:『スパルタ婚活塾』、2位『嫌われる
勇気』、3位:『まんがで身につく続ける技術』、4位『嫌われる勇気 Kindle版』、5位『幸せに
なる勇気』、6位:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復 Kindle版』、7位:『幸せになる勇気
Kindle版』、8位:『LOVE理論』、9位:『ウケる技術』、10位:『田中角栄100の言葉~日本人
に贈る人生と仕事の心得』。
世相がよく表われていますね(笑)※ランキングは1時間ごとに更新されます。(編集部より)
・ドリンク…「ホットココア」
ココア、人気ですね。チョコレートで有名なベルギーのGODIVA(ゴディバ)でもホットココアを
出しています。ミルクチョコレートとダークチョコレートの2種類展開。410g缶で約3,400円と
お高めですが、家でまったりと少し高級なホットココアを愉しむのも素敵です。(編集部より)
・一緒に居たい人…「家族(2才の息子と奥さん)」
可愛い盛りの息子さんと奥さんとのひととき。かけがえのない大切な時間ですね。(編集部より)
・映画…「青春MOVIE」
青春映画と聞いて、思い浮かべるのはやはり永遠の名作「スタンド・バイ・ミー」。
大人になってから見直すとまた違った感情が出てきて良いものです。
個人的には、三浦しをん原作の映画化で箱根駅伝を題材とした「風が強く吹いている」、ジブリ作品
「コクリコ坂から」もオススメです。
T.E.さんは何をご覧になられますでしょうか?(編集部より)
第十一集はここまで。
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次回、第十二集のご紹介お楽しみに~
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