「雨の日の午後、あなたなら家でどのように過ごしますか?」
【M.Y.さん(33・女性/富士市)の場合】
・音楽…「雨音」
詩的情緒あふれるお答え、ありがとうございます。M.Y.さんのように自然が奏でる音楽に耳を傾ける
時間を大切にするような余裕を持てたら素敵ですね。(編集部より)
・本…「ぞうくんのあめふりさんぽ」
補足;なかのひろたか作『ぞうくんのあめふりさんぽ』は、前作『ぞうさんのさんぽ』から36年ぶりの続編。
主人公のぞうさんがかばさん、わにさんなどの仲間を誘ってお散歩する様子がゆっくりとおだやかに展開して
いくストーリーは前回から踏襲し、今作は雨の日バージョン。36年前というと子どものお母さん世代が読んでいた
絵本の続編ということになるので、親子2代にわたって愛されている作品です。雨の日のお散歩が楽しみになる
ような素敵な1冊。
簡潔な文章とおさえた表現の絵をもとに、子どもたちが心の中で想像力を膨らませてくれそうです。(編集部より)
・ドリンク…「コーヒー」
カフェオレとカフェラテの違いはご存知ですか?なんとなくぐらいの薄い認識だったため、調べてみました。
カフェ・オレはフランス語で「レ」はミルク(牛乳)の意味。カフェ・ラテはイタリア語の造語で「ラテ」は
ラッテからミルク(牛乳)の意味。どちらもミルク入りのコーヒーです。
大きな違いはベースとなるコーヒーが違うということ。カフェオレが普通のドリップコーヒーがベースなのに対して、
カフェラテは高圧力抽出したエスプレッソがベースとなります。ミルクとコーヒーの割合も異なり、カフェオレは50:50、
カフェオレはエスプレッソ20:ミルク80。味については、カフェオレが薄めでマイルド、カフェラテは濃く、苦味とコクが
味わえます。皆さんはどちらがお好みでしょうか?(編集部より)
・一緒に居たい人…「娘」
絵本の読み聞かせをしてくれるお母さんとの素敵なひととき。娘さんも雨の日が楽しみになることでしょう。(編集部より)
・映画…「となりのトトロ」
補足;こちらの紹介では2回目の登場となる「となりのトトロ」。意外なことに映画公開時の興業成績は他の作品と比べ、
振るわなかったそうです。後の金曜ロードショーで繰り返しTV放送されることによって徐々に人気が出てきたという異色作。
また、バンダイが行った「バンダイこどもアンケートレポート」によると作品の公開から20年以上経った2011年時点で
子どもに観せたい映画の第1位を獲得しています。ちなみにピクサー社の「トイ・ストーリー3」におもちゃの中のひとつ
としてトトロのぬいぐるみが出てくる場面があり、海外での人気も物語っています。(編集部より)
【N.Y.さん(63・女性/掛川市)の場合】
・音楽…「MJQ モダンジャズカルテットを聴いて内も外もポロンポロン」
補足;アメリカのジャズバンドで1952年にミルト・ジャクソンらによって結成された。結成初期にはミルト・ジャクソン・
カルテットと名乗っており、略称のMJQの「MJ」をモダンジャズに置き換えた。ピアノのジョン・ルイスが音楽監督として
の全仕事を任されることにより、MJQの音楽の方向性が決定的なものとなった。ジョン・ルイスはクラシックの研究とジャズ
の精神を融合させることに情熱を注ぎこみ、これまでの黒人音楽に希少なサウンドを展開した。管楽器は使わず、
ミルト・ジャクソンのビブラフォンを中心とした一貫してクールなジャズで人気を博しました。
ビブラフォンは鉄琴の一種。加えてウッドベースにピアノ、ドラムのシンプル且つクールな古き良きジャズバンドの雰囲気が
雨の日の午後にぴったりです。(編集部より)
・本…「雑誌 フィガロ」
補足;「FIGARO japon フィガロ・ジャポン」は、フランスの「madome FIGARO」の日本版で、CCCメディアハウスが
月刊発行しているライフスタイル情報雑誌です。大人の女性の好奇心に訴える旬なテーマからライフスタイル・ファッション・
ビューティ・トラベル・エンタメ・カルチャー・アートを特集。独身、既婚、年齢問わず幅広い層に支持されています。
フィガロはアート系、トラベル系が充実している印象でパリ特集が出ると買ってしまいますね~(編集部より)
・ドリンク…「今は寒いので紅茶のミルク煮出しか豆乳チャイ」
一般的に紅茶を少量の水で沸騰させてからミルクを投入し煮出すところまでは同じで、所謂ロイヤルミルクティーとチャイ
の違いは、日本では、シナモン等の香辛料を入れるかどうかの違いのようです。チャイはインドの代表的な飲み物で鍋や
ヤカンで煮出す時点で大量の砂糖で味付けされるのが特徴です。
N.Y.さんのお好みは、ミルクの代わりに豆乳で煮出したチャイ。
シナモンがアクセントとなり、より個性的でクセになる味です。(編集部より)
・一緒に居たい人…「一人(私)と猫2ひき」
猫は気ままで一人上手なので、雨の日に一緒に居る相手としてはぴったりかもしれません。
一人の時間を愉しみつつ、存在感を横目に感じられる…最高ですね。(編集部より)
・映画…「洋画(ハリウッド以外の)」
補足;ハリウッドとは、アメリカロサンゼルスにある地区。多くの映画撮影所が集中し、隣接のビバリーヒルズには俳優が
多く住むことで知られている。大手映画企業の収益重視のマーケティング合戦の果てに、動員数至上主義や内容より
キャラクターグッズが売れる映画などが主流になり、当然のことながら次第に作品そのものの質の低下を引き起こし、
その黄金時代は幕を閉じ、凋落の一途をたどります。
そんなハリウッド映画に辟易していらっしゃるかもしれないN.Y.さんは、何をご覧になりますでしょうか?
ミニシアター単館系でオススメなのは、「ル・アーブルの靴みがき」。北フランスの港町ル・アーブルで慎ましい暮らしを送る
庶民の日常を淡々と描く。変わらぬ日常の或る日、アフリカからの不法移民の男の子との出会いがちょっとしたさざ波を起こします。拠り所を失った人たちに温かな気持ちで寄り添う優しさがあふれる作品です。(編集部より)
第七集はここまで。
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役得で楽しみながら、まとめさせていただいております。
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次回、第八集のご紹介お楽しみに~
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Q-『雨の日の午後あなたなら家でどのように過ごしますか?』
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