クラシノカタチ

2015/01/17

ムンクが叫ぶ!レッツアーブル

コラム // 藤原晶子 アーブル美術館館長

ムンクが叫ぶ!レッツアーブル

「そうだ!北欧へ いこう!」

思い立って、すぐ行ける場所ではありませんが、北欧気分を味わうことは意外とカンタン。 フィンランドといえば、ムーミン。ムーミンの魅力は、あの目付きが語る、けだるさ。ARABIAのカップに珈琲を注ぎ、プリントされたムーミン谷の様子を眺めていれば、あら不思議。「ハァ~。きょうは、何にもしないでいよっと。」 自然に、そして心からリラックスモードになれます。ところで、ムーミンのキャラクターを知っている人はいても、物語を、あのムーミン谷を物語ることができる人は、マジで稀有!

「そうだ!北欧へ いこう!」

センチメンタルを凝縮したような声

マジで稀有!といえば、アイスランドが生んだ歌姫ビョーク。センチメンタルを凝縮したような声がフィヨルドにひびけば、人はみな感じるのです。「ハァー、けだるい。」 まるでムーミンと見つめあっているような幻惑。「これは夢?幻?」スピリチュアルな音楽観に触れていると、いつしか、エドヴァルド ムンクのように叫び出しそうになります。

センチメンタルを凝縮したような声

ノルウェー出身のムンクは、「叫び」の絵画で何を伝えたかったのでしょう?

わたくし、アーブル美術館館長にはわかります。 「1月25日からはじまる、装丁大贋作展に遊びにきてねー!!」 そうにちがいありません。

ノルウェー出身のムンクは、「叫び」の絵画で何を伝えたかったのでしょう?

そして、ビョークの歌声を聴いているかのように幻惑されちまった後、 ムンクのように

叫びましょう。 「アーブル いいぜー!」

文/ 藤原 晶子
愛媛県生まれ アーブル美術館館長
  小学生兄妹アートユニット藤原天馬・藤原心海の母親でありプロデューサー
  新聞記者である父の影響で書く事が好きで、絵本、エッセイ、小説、イラストを作成中
  趣味は山歩きと美術館巡り.憧れの画家は、タラマドレンピッカ、青野貴久子.
  ブログ/アーブル美術館のひみつ
  アーブル美術館プロフィール

2015.01/25[日]-02/08[日] SORAMADO Art gallery 2015 アーブル美術館 本の「装幀大贋作展」 soramado

静岡県在住者を対象とした展覧会企画公募「NCC Shizuoka 2012」において入選したアーブル美術館。 ルーブル美術館に憧れている館長藤原晶子さんと小学生兄妹、天馬、心海の親子3人で構成。
マガジンハウス雑誌『& Premium』最新号(2015年2月号)ではセンスのいい子供 として紹介されている。
小学生兄妹が名画を模写する「アーブル美術館」新プロジェクト
Artな本の表紙カバーを大贋作した作品のコレクション展 新たな世界を魅せてくれること間違いなしの大贋作展です。
竹下夢二、奈良美智、土屋仁応、神坂雪佳、会田誠、モーリス・ ルイス、タカノ綾、忌野清志郎、石田スイ、長谷川等伯、宇野亜 喜良、ディックブルーナ、米倉斉加年、佐藤可士和など アーティスト装画装幀を中心に、実書籍、贋作原画、贋作カバーを展示します。
2015.01/25[日]-02/08[日] SORAMADO Art gallery 2015 アーブル美術館 本の「装幀大贋作展」 soramado

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