子どもの本とおもちゃの博士柿田友広TOMOHIRO KAKITA

柿田友広　　かきた ともひろ

　子どもの本とおもちゃの専門店「百町森」を経営。

1952年　静岡市生まれ

青山学院文学部在籍中に清水眞砂子（『ゲド戦記』などの児童文学の翻訳家）と出会い

絵本や児童文学に興味を持つ。以後図書館の児童室に通いつめる。

そんな中、雑誌でニューヨークに子どもの本の専門店の記事をみつけ、職業として憧れを持つ。

1979年　26歳の時、静岡市葵区鷹匠に子どもの本の専門店「百町森」を始める。

 （スタート時は3坪のお店だったが、今は60坪。絵本と教育玩具の販売とプレイルーム。

1980年　松岡享子の講演を聞きお話（ｽﾄｰﾘｰﾃﾘﾝｸﾞ）の面白さに出会う。

1989年　ドイツの幼稚園を初めて見学、おもちゃの重要さを知り教育玩具を本格的に置く。

1993年　羽仁協子と出会いわらべうたや環境を大切にした幼児教育と出会う。

1995年　岩手県・遠野に住む阿部ヤエさんの「わらべうた」と出会う。

2001年　オーストリア・ザルツブルクで カール・オルフの音楽教育を学ぶ。

2004年　東京子ども図書館でストーリーテリングを学び、お話講習会修了生となる。

2009年　自宅に家庭文庫｢ごたごた荘｣を開き、本の貸し出しやお話会を始める。

2011年　ハンガリー・マイバ保育園見学ツアーを主催。

2012年　ドイツのシュタイナー幼稚園見学ツアー」を主催。

2013年　幼児教育の原点を訪ねる旅「ドイツ・フレーベルツアー」主催。

　　　　　静岡県の公立図書館司書の前で読み聞かせの心得について講師を務める。

2014年　平和のための読書会を開く。

2015年の歩み

      1月 焼津市立図書館にての講演

      2月　スウェーデンのストックホルムのシュタイナー学校見学

　　　3月　静岡市長田児童館で「子育てあいうえお」の講演

　　　4月　茅ヶ崎市の幼稚園で「子育てあいうえお」の講演

　　　5月・6月　静岡市の小学校で読み聞かせについての講演

　　　7月　豊橋市子ども未来館にて講演

　　　　　　岐阜県保育士会に呼ばれ絵本や幼年文学の講演　高山市

　　　　　　御前崎市図書館にて「お父さんのための読み聞かせ講座」講師を務める。

　　　　　　海老名市保育士会に呼ばれ絵本や幼年文学の講演

　　　9月　静岡県教育委員会主催の読書アドバイザー養成講座講師を務める。

　　　　　　島田市立金谷小学校にて「子育てあいうえお」の講演

　　　　　　谷川俊太郎×谷川賢作　詩と音楽のライブを開催

　　10月　京都光華女子大学で保育の授業

　　11月　島田市子ども館にて「絵本やおもちゃでゆっくり子育てしませんか？」の講演

現在、連れ合いと自宅で家庭文庫（私設ミニ図書館）をする一方で、

地域の保育園、小学校、中学校に本の読み聞かせや

ストーリーテリングに行く活動を20年間やっている。

また「子どもは遊びながら成長する」という考えのもと、

本やおもちゃ、子育てや保育、教育の講演活動、大学の幼児教育科等で授業をしている。

マイブーム：クラシック音楽鑑賞、映画、料理、庭・畑、自転車、ﾄﾞｲﾂ語、ﾊﾞｰﾄﾞｳｫｯﾁﾝｸﾞ、

旅行の企画、サウナ風呂のあとのﾋﾞｰﾙ（夏）、ﾌｨｯﾄﾈｽｸﾗﾌﾞにてﾋﾟﾗﾃｨｽ、ｽﾞﾝﾊﾞ、ｽﾃｯﾌﾟ、ﾖｶﾞ。

著書に『プーおじさんの子育て入門』、『絵本屋さんがおすすめする絵本100』。

デザインしたおもちゃ：「木のままごと」「ドライビングシート」他