パーカッションファンカルロス ロペスjuan carlos lopez

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パーカッションファンカルロス ロペスjuan carlos lopez

日本在住16年のファン・カルロス・ロペスは、ラテン音楽のメッカキューバ生まれのコンポーザー、アレンジャー、そしてパーカッショニストである。

音楽一家という恵まれた環境の中で育ち、キューバ随一の音楽大「Escuela Nacional de Arte(ENA)」を卒業後、プロのミュージシャンとして16年前に来日。日本では、クリスティーナ三田やサルサ・スウィンゴサ、高橋ゲタ夫、カルロス菅野、Bon-Bon-Blancoなど、多くのラテン・アーティストたちと共にライブ、レコーディング活動を重ねてきた。

ファン・カルロスのデビュー・アルバム「Dale Coco」。本場キューバの音楽的伝統と、日本の暮らしの中で育った完成が混ざり合う、ユニークなサウンド。ラテン・ジャズ界の新しい流れを感じさせてくれる。故郷バハナに世界中のトップ・ラテン・ミュージシャンを集めて、本場の音を時間をかけて丁寧に録音した。それは自身の第二の故郷という日本への敬意のあらわれである。「Dele Coco」とはお供えのココ椰子という意味。キューバ人とファン・カルロスの魂が込められたアルバムといえよう。

ファン・カルロスは、テクニックだけではなく、自身の内から湧き出るキューバの情熱的なリズムとメロディー、そして日本とキューバの文化の調和を歌ったメッセージ性で、観客を惹きつける。

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